原発災害情報センター


設立趣意


 2011年3月11日の東日本大震災後の福島原発事故により、福島県民は避難をする人と留まる人の間で、大きな分断が生まれています。さらに放射能汚染による食と生活の不安の中にいます。加えて、農業、林業、漁業、商工業、観光産業等への打撃は甚だしいものがあります。政府は「収束宣言」したものの原発事故に関する情報は錯綜し、未だ正確に得られない事態にあります。  このような福島県民の厳しい現実に寄り添い、現在進行形で進む原発の状況の客観的な情報を収集し公開することが急がれています。このことは人間の尊厳を守り、平和の尊さを伝えてきた平和博物館の大切な責務と考えます。災害の終息まで数十年、数百年という長い年月、次々世代にまで現在および過去の歴史という形で語り継ぐことになります。そして終息を託さなければならない、あるいはお願いをしなければならない、という痛恨の思いを設立の趣旨とします。

設立目的


●「情報センター」(仮)の設立は、福島原発事故事件が検証されたときに展示資料として後世に語り継ぐための施設として出発したいと思います。二度と繰り返さないために、ヒロシマ、ナガサキそしてフクシマの真実を伝える情報を提供します。
●アウシュヴィッツ平和博物館は白河に再オープンして来春で10周年を迎えます。一貫として展示とイベントを通じ、「いのちと平和」の大切さを訴えてきました。多くの福島県民により支えられ発展した館の姉妹館として位置づけます。
●白河は東北の玄関口で、首都圏からは交通の便が良いところです。比較的放射線量の低い地域ともいえます。福島原発事故事件を風化させないために、全国に、世界に発信する拠点とします。白河市に設立される意義は大きく、市民による市民のための「情報センター」を目指します。

施設の概要


(1) 第1期工事 展示棟(約36坪=144平方メートル)
   木造、耐火壁、平屋建て、カラー鉄板葺き
   北側屋根/天窓、南側屋根/ソーラー発電パネル
(2) 第2期工事 収納庫および図書館・喫茶サロン付き
   (約15・5坪=50平方メートル)
   板蔵造り、カラー鉄板葺き

展示物および資料


福島原発事故が正確に検証されるまでは企画展示を中心に考えます。下記の団体が交代で得意な分野の展示物を制作し半年ないし1年の期間で展示します。


●原子力資料情報室
●チェルノブイリ子ども基金
●立命館平和ミュージアム
●ピースボート
●環境団体グリーンアクション
●丸木美術館
●国際環境NGO FoE Japan
●NPO法人環境エネルギー政策研究所
●環境保護団体グリーンピースJapan
●たんぽぽ舎
●アウシュヴィッツ平和博物館  他


(すでに6団体と安斎育郎さんからは協力の快諾をいただいています)

運営本体


 数年間は有志ボランティアによる運営とします。設立のためのプロジェクトチーム(寄付集め・建設・展示・情報収集・広報チームなど)を立ち上げます。

設立資金の募金


〈目標〉1億円
館の正会員入会金の基金約400万円を原資として世界に寄付を呼びかけます。

募金の振込先
郵便振替口座 口座番号02250−2−127027
       加入者名 アウシュヴィッツ平和博物館

**郵便振替口座の受領証を領収証に換えさせていただきます


●建設資金  5,000万円
●運営管理費 (1ヶ月200,000円×10年間)2,400万円
●展示制作費 2,000万円
●その他    600万円  (6月10日の総会資料より)


経過

2月20日 上棟式行いました。


3月11日に撮影した写真。


5月19日オープンセレモニー
 館の10周年記念も併せて行います。
 企画展示は「放射能と人類の未来」
(立命館大学国際平和ミュージアム提供)
 オープニングセレモニー  白河実業高校生の演劇他